新生夢ごこち  

栃木県において栽培された栃木県産新生夢ごこちの品質及び食味について。

外観については、玄米の厚みが夢ごこちに似ている、高温年であっても乳白粒はほぼ発生がなく、玄米色はコシヒカリに比べてやや控えめであり、バランスのよい形質である。

炊飯後のつやは、夢ごこちによく似ている、香りはコシヒカリに比べ控えめ、米の粘りは夢ごこち並み、米の堅さも夢ごこちに似て柔らかく、冷めても堅くなりにくい性質である。

甘みについては、化成肥料だけで栽培すると夢ごこちよりも若干落ちる可能性が高いため、微量要素を多く含む良質な堆肥等との併用を行うことで甘みについては改善され、食味計での数値は夢ごこちを上回る数値を出すことも可能である。




品種の説明

登録番号 第20534号
登録年月日 2011年3月9日
農林水産植物の種類 Oryza sativa L. 稲種
登録品種の名称及びその読み 新生夢ごこち
 よみ:シンセイユメゴコチ
品種登録の有効期限 25 年
品種登録者の名称 有限会社但木米店
品種登録者の住所 340-0213 埼玉県久喜市中妻157
登録品種の育成をした者の氏名 助清泰教
登録品種の植物体の特性の概要
葉耳のアントシアニン色は無、止葉葉身の姿勢(初期観察)は半立、出穂期(50%出穂)は晩、稈の長さ(穂を除く、浮稲を除く)は中、主軸の長さは中、穂数はやや少、芒の分布は先端のみ、外穎の毛茸の多少(小穂)は中、外穎先端の色(ふ先色)(小穂)は白、主軸の湾曲程度は垂れる、穂型は紡錘状、成熟期はやや晩、穎色は黄白、護穎の長さは中、護穎の色は黄白、籾1000粒重は中、穎のフェノール反応は無、玄米の長さは中、玄米の幅は中、玄米の形は半円、玄米の色は淡褐、玄米の香りは無又は極弱、葉の緑色の程度は中、稈の太さは太、芒は有、芒の色(初期観察)は黄白、最長芒の長さは短、穂の抽出度は穂軸もよく抽出、胚乳の型は粳、穂発芽性は難である。 出願品種「新生夢ごこち」は、対照品種「夢ごこち」と比較して、出穂期(50%出穂)が晩であること、穂数がやや少であること等で区別性が認められる。対照品種「日本晴」と比較して、稈の太さが太であること、穂発芽性が難であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成経過の概要
「夢ごこち」に「葵の風」を交配し、選抜したものである。


2015-08-23

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