縁結び  

作物区分食用作物農林水産植物の種類Oryza sativa L.
(和名:稲種)
出願品種の名称及びその読み縁結び
(よみ:エンムスビ )

出願公表時の品種名称出願番号30152
出願年月日2015/04/30出願公表の年月日2015/10/30
登録番号26690登録年月日2018/03/30
品種登録の有効期限25年
育成権の消滅日
品種登録者の名称及び住所株式会社アグリトレード
(507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘十丁目6番地の64 )
登録品種の育成をした者の氏名千葉岳志


品種の説明

登録品種の植物体の特性の概要
 葉の緑色の濃淡は中、葉耳のアントシアニン着色の有無は無、初期の止め葉の姿勢は立、出穂期はやや晩、柱頭の色は白、稈の太さはやや太、稈の長さ(浮稲品種を除く。)はやや長、穂の主軸の長さはやや長、穂数はやや少、芒の有無は無、外頴の毛じの粗密は中、外頴先端の色は白、穂の主軸の湾曲度は垂れる、穂型は紡錘形、穂の抽出度は穂軸もよく抽出、成熟期は晩、頴の色は黄白、護頴の長さはやや長、護頴の色は黄白、頴のフェノール反応の有無は無、玄米の千粒重は中、玄米の長さは中、玄米の幅は中、玄米の形は長円形、玄米の色は淡褐、胚乳の型は粳、胚乳のアミロース含量は5型、脱粒性は難である。
 出願品種「縁結び」は、対照品種「つぶゆたか」と比較して、出穂期がやや晩であること、稈の長さ(浮稲品種を除く。)がやや長であること等で区別性が認められる。

結び
人と人とを関係づけること。縁を結ぶこと。「結びの神」「縁結び」

文章や相撲の取り組みなどの、終わり。結末。「結びの言葉」「結びの大一番」

握り飯。おむすび。

係り結びで、係助詞に応じて語尾を変化させた文末の活用語。→係り結び

むすび【産霊】

魂,産巣日とも書く。古くは〈むすひ〉といい,万物を生み成長させる神秘で霊妙な力のことをいう。《古事記》には天地初発のときに天御中主(あめのみなかぬし)神と高御産巣日(たかみむすひ)神,神産巣日(かむむすひ)神のムスビの2神が出現したとあるが,本居宣長は,天地をはじめ世の中のすべてのものはムスビの2神の産日(むすび)のはたらきにより出現したのであり,世の多くの神々の中で,2神はことに尊い神であると説いている。

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ、あまのみなかぬしのかみ)は、日本神話の天地開闢において登場する神である。神名は天の真中を領する神を意味する[1]。『古事記』では神々の中で最初に登場する神であり、別天津神にして造化三神[2]の一柱。『日本書紀』の本文には記述がなく、第一段の第四の一書に天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)として記述されている。『古事記』『日本書紀』共にその事績は何も記されていない。そのため天之御中主神は中国の思想の影響により創出された観念的な神であるとされるが、これに否定的な論もある。
平安時代の『延喜式神名帳』には天之御中主神を祀る神社の名は記載されておらず、信仰の形跡は確認できない。この神が一般の信仰の対象になったのは、近世において天の中央の神ということから北極星の神格化である妙見菩薩と習合されるようになってからと考えられている。現在、天之御中主神を祀る神社の多くは、妙見社が明治期の神仏分離・廃仏毀釈運動の際に天之御中主神を祭神とする神社となったものである[3]。また水天宮も天之御中主神を主祭神の一つとしている。
天之御中主神は哲学的な神道思想において重要な地位を与えられることがあり、中世の伊勢神道では豊受大神を天之御中主神と同一視し、これを始源神と位置づけている。江戸時代の平田篤胤の復古神道では天之御中主神は最高位の究極神とされている

『古事記』によれば、天地開闢の時、最初に天之御中主神(あめのみなかぬし-)が現れ、その次に神産巣日神(かみむすび-)と共に高天原に出現したとされるのが高御産巣日神(たかみむすび-)という神である[1]。子に思金神(おもいかね-)、万幡豊秋津師比売命(よろずばたとよあきつしひめ-)がいる[1]。
天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神は、共に造化の三神とされ、いずれも性別のない神、かつ人間界から姿を隠している「独神(ひとりがみ)」とされている[1]。ただし神産巣日神を女神、高御産巣日神を男神とする説がある。 この造化三神のうち、高御産巣日神と神産巣日神は、その活動が皇室・朝廷に直接的に大いに関係していると考えられたため、神祇官八神として八神殿の第一と第二神殿で祀られた[2]。
高御産巣日神は、『日本書紀』では天地初発条一書第四に「又曰く〜」という形式で登場しており、その他では巻十五の「顕宗紀」において阿閇臣事代が任那に派遣され壱岐及び対馬に立ち寄った際に名前が登場する。また、『延喜式』「祝詞」・「出雲国神賀詞」では「神王高御魂命」とされている。





2020-08-07

ページトップへ