私たちが作ろうとしているものは、圃場にいる生き物たちや自然環境と敵対関係のない仲間たちです。
作物の種類や品種の前に、大切な思いがあります。
地球上のすべての生き物たちが平和に暮らすことの出来る環境とは、何が必要なのでしょうか。
虐待がないこと。
互いの命を尊重出来ること。
命が循環していること。
ではないでしょうか
循環という言葉は、一見やさしそうに聞こえますが、命を維持するために自分以外の命をいただくと言うことも含まれています、しかしそれは地球という惑星に命が誕生したときから延々と繰り返されている命のリレーなのです。
私たちが生きる上で、地球上の生き物たちとどのような関係をこれから作って行くかで私たちを含めた生き物の将来は大きく変わろうとしています。
命を尊ぶことが循環のある環境をつくるお手伝いの第一歩だと考えています。
環境に優しい農業からは、1000㎡で約3.3人の人間が一年間に必要な酸素を植物たちが供給してくれます、それは森林の面積とほぼ同等の量なのです。
農業が環境保全型で行われていると言うことは、地球に優しい事を実践していると言うことがいえます。
皆様にお願いしたいのは、このような事実を把握した上で自分がたべるべきものを決定していただきたいと言うことなのです。
生き物たちを虐待しながら作り上げる化学農業と生き物たちを育みながら作る環境保全型農業。
あなたはどちらを選びますか。
皆様が何を選んで行くかで将来の地球がどのような方向に進むかが決まって行くのです、少しずつですが確実に地球の進路が変わってきています。
すぎやま農場はぜひ、将来の私たちの子孫にも大気中に酸素が適度にあって生き物たち豊かな環境に生まれさせてあげたいと思っています。
この大切な決定権を皆さまひとりひとりがもっています。
そして、選ぶことによって将来が作られています。